仕事を長く続けるのに大事なこと１つ伝えたいと思います

こんにちは、バンクニです。

今回は今の仕事場に就職して1年経ったことについて少しお話したいと思います。

自分でもひどいと思うのですが社会人になってから5年以上同じ職場で働いたことがありません。　ひどい所だと8カ月というスピード退職したこともあります。（そこは今の一つ前の職場なんですが（苦笑））　

でも今の職場は先月で丁度1年経ちました。でも、この1年は決して緩やかな道のりではありませんでした。今の職場の始めの方は殆ど女性で男性は僕とあともう一人同い年の人が居ましたが、その男の人もリハビリ職に就いてまだ2年ということもあり2人とも肩身の狭い思いでした。

特にその時の自分はまだリハビリ歴1年すら経っていなかったのでリハビリの知識も殆どなくて暗中模索という感じで日々頑張ってました。そんな新米なのに先輩職員とほぼ同じような業務を始めから任されてしまい正直すごく不安でした。

今思えば自分から相談することが出来なかったのも原因があったのですが、自然と職場の人と距離を置いていました。前回の職場で質問しても逆に質問返しに会ってしまって自然とそれを避けていたと思います。そのせいで分からないことが分からない状態のままになってしまい自ら成長できる機会を逃がしていました。

分からないなら「分からないです」と言えば済む話なのに・・・恐らく自分の中に質問攻めにされる恐怖と「プライドが傷ついてしまう」ことから避けるために距離を置いていたのかも・・・と今思い返すとそう思います。

それに女性と話をするのが苦手という部分もあり余計に変な溝が出来てしまっていたのではないかとも思います。

そんな先輩たちに顔色を伺いながら仕事をして3カ月経った頃に別の職場から男性の先輩が主任として配属されました。その人は今でも主任として働いてくれています。

その人とは年は4歳ぐらいしか離れていないのですが端から見てすごくテキパキと仕事をこなしていて、それにこっちに来てまだ1か月か2カ月しか経っていない時でも男女問わずしっかりとコミュニケーション取れていて凄いなぁと思っていました。

その人は今の施設に来るまではケアマネージャーとして働いていてその為か凄くコミュニケーションが上手いのだなと思いました。ケアマネージャーという仕事は利用者やその家族、そして介護職員やドクターなど色々な人の情報を共有し、また情報を得る仕事なので必然的にコミュニケーションスキルが必要な職種なのです。

そして新しく来た主任によってリハビリ科の雰囲気も変わり情報が共有しやすい環境になったなと思います。そしてなによりここなら1年は努めることが出来るだろうと思えるようにもなったのです。

「たった1年かよ！」と思う方もいると思いますが、ここだけの話、今の職場に就いてたったの半月で退職届を上司に提出しましたからね・・・その時は本当に仕事行くのが嫌で仕方無かったですし辞めても悔いなしと思ってましたから。でも退職届を出して少し冷静になってまた逃げるのか？今辞めたら今度こそ終了では！？と思い退職届を出した翌週に取り消して貰うよう頼みました。意外とすんなり承諾してくれ良かったと今でも思います。

かと言ってこの1年の間辞めたいと思ったことは無いのか？と聞かれると「何回も辞めたいと思ったことはある！」と言えます(笑)　でもその辞めたいって一時の感情だけなのでは？と考えるようになり、それに今は男性の職員も増えて気軽に話や相談が出来る人が出来て「あの時辞めなくて良かった」と思えるようにもなりました。

ここで思ったことは仕事が継続できるか否かは”環境によって決まる”と思います。以前辞めた職場も、退職届を出した時も両方”男性職員が少ない、気軽に相談できる人が居ない”という環境でした。

もし今辞めたいと思っている人が居たら今居る環境が自分に合っていないのかもしれません。そして転職しているもしくはする予定の人は職場見学の際に職場の雰囲気を必ず掴むようにしてください。職場の雰囲気は給料よりも価値が高いと思います。（もちろん明らかに賃金が低いとことはダメですが・・・というよりもそういう所は職場環境も劣悪なところが殆どだと思いますが）

最後に一言を。　「人間一人で生きることは不可能です。だからこそ人を選ぶときは慎重になってください」

ほとんどの人は福利厚生や給料面に目が行きがちですが、例え給料が高くて福利厚生が良くても長く勤められない職場では本末転倒だと思うので。

少し恰好をつけてしまいましたがこれで終わりたいと思います。ではおやすみなさい🌙