作業療法士の資格を取って早や1年6カ月になりました。
僕の施設では新卒の作業療法士の人はいないので実質一番若手として所属しています(年は30半ばのオッサンですが・・・)
本当は後輩を持って教える立場になってもおかしくない状況なのですが、後輩がいないので教えるという行動(作業)が今の所無い状態です。
でも、この人に教えるという作業が自分の能力を高めてくれる行動なのです❕
思い返してみてください、高校や大学の授業ってただ単に聞いて頭に残りましたか❓恐らく1日もすればスコーンって覚えてないでしょう。なぜならそもそも覚えようとしてないから。人は受け身の状態では「されている」という認識が働きやすく、されているという状態は受動体なので流されるままで頭に入らないという事になります。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが要は気持ちが前向きにならないと記憶は残りにくいということなんです。
そこで人に教えるという行為ですが、人に教えるためにはある程度知識を付ける必要はありますよね?
そして一人では教えるという行為は出来ませんよね?(まぁ相手がいるという状況を無理やり作って空想の相手に教えるということもありますが空想の相手には反応が返ってこないので結構メンタルやられるかもしれません。)
相手に教えるということは少なからず相手の役に立ちたいという考えがあるから能動的に自分から進んで覚えようと思えるようになり、結果頭に残りやすいということになります。
まぁ覚えようとしているジャンルに対して好きになれるのが一番理想なんですけどね。
そこで、物覚えが悪くなったなぁと感じている人に質問ですが、「覚えようとしているものを嫌いになってはいませんか?」このような考えを持っている状態で覚えようとしても頭には残すのは難しいので、いかに好きになれるか❕これがキーポイントです❕
そんなこと言っても簡単に好きになれたら苦労しないよ❕(# ゚Д゚)と思いますよね。
そこで一つ案として、自分より少し能力が上のライバルを見つけるというものです。
ライバルがいるという状況を作ることで「あいつに勝ちたい❕、負けたくない❕」という闘争心を作る訳ですね。ただし、ここで注意しないといけないのが自分より少し上の能力を相手にするということです。
自分より遥かに能力が高い人をライバルと置いてしまうと始めは頑張れると思いますが勝てる見込みが無いとわかると途端にやる気が失せます、また自分より能力が低い相手だと心に余裕がでて向上心が持ちにくくもなります。
しかし、少し頑張れば追いつける能力の相手の場合だと勝てる見込みが十分にあるのでモチベーションも保ちやすいし、同時に向上心も保てるというわけです。
そして競っている間にいつの間にか好きになっていると思いますよ、でないとライバルと競うこと自体が出来ないですからね。
なので、周りに教える人がいない場合は自分より少し上の能力の人をライバルにしてみては如何でしょうか?
あくまでこれは体験をもとに書いたので他にやり方があれば逆に教えて頂けたら嬉しいです❕
それでは今日はこれで失礼します おやすみなさい🌙
コメント