k.b

バンクニと申します。
ブログを開始したのは30半ばですが以前にSNSをしていことを思い出してまたやってみようかなと思い始めました。

他の方たちと比べたら見づらいと思いますが、少しでも自分と同じ趣味を持っている人と仲良くなれたり、自分の考えを発信して困っている人たちの手助けができればなと思います。

まだまだこれからですがどうぞよろしくお願いいたします。

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作業療法士になって3年。4年目になる僕の心境はどのような感じか?

その他

みなさん、こんにちはバンクニです。

今日は僕が作業療法士になって3年が経とうとしているので、その心境を書いていきたいと思います。

作業療法士になる前は介護職員でした

介護士さん

その前に僕は社会人になってすぐに作業療法士になったのかというと、そうではなく介護職員として働いていました。 その時に持っていた資格はホームヘルパー2級(今でいう初任者研修)のみで訪問介護を3年ほどしていました。その時に最初に頂いたお給料が額面で16万5000円…手取りだと14万を切るレベルの安月給でした。 

しかし、これは15年前の話であり今とその当時の最低賃金は今と比べて比べ物にならない程安かったのです。恐らく時給換算でいくと800円位だったと思います。今は2023年2月現在では大阪で1023円程なのでこの15年ほどで200円程上がったという事になりますね。

介護職員から作業療法士になるキッカケ

安月給なのでお金ない時もありました

安いながらも働かないと食べていけないので頑張って働きながら貯金もして介護職員として8年ほど働いていました。その間に2回ほど転職をして訪問介護、施設職員、病院の看護助手を経験してきました。これらを経験してきたある時

バンクニ
バンクニ

やっぱり介護の仕事ではお金が増えない、何か他に職業はないのか…

と考えてた時看護師さんから「リハビリはどう?」と提案を頂きました。それが今作業療法士になるキッカケだったのです。

作業療法士になるためにまず受験する

30過ぎて受験は新鮮な気持ちにもなれました

自分で言うのも悲しいですが僕は何をするにもめんどくさがり屋で行動に移すのにも時間がかかるタイプなのですがこの時は行動に移すのに時間がかからなかったように思いました。自分の中で早く介護職から踏ん切りをつけたいと強く思っていたからでしょう。何校かホームページをみたり職員の人と相談をして教育訓練給付制度がある学校を見つけ、資料請求をし試験を受けて無事に合格した時は正直自分もまだまだ捨てたものじゃないなと思えました。なにせ試験を受けるなんて大学受験以来ですからね。

合格したがお金の問題も

合格して安心したのも束の間、今度はお金の問題です。いくら教育訓練給付金が貰えるとしても全額貰える訳ではないので足らない分は自分で賄う必要があります。さすがに高校、大学と授業料払ってくれた親に今度は専門学校の授業料を工面してくれとは言えませんから。なので奨学金を借りることになりました。まぁ、幸いその時は貯金が80万程残っていたので入学金と始めの3カ月の授業料は払うことが出来たので良かったと本当に思います。

お金の次は勉強時間の確保

さてお金の問題は貯金と奨学金と昼間のバイトで何とかつないでいくとして、今度は勉強面に問題が発生しました。なにせ昼間は9時から17時まで働いて18時から22時まで学校で勉強というのが始まる訳ですから勉強する時間の確保が課題になります。ただ、幸いなのかどうかその時働いていた病院が結構時間に余裕がある所だったので午後の3時からは業務が無かったらこっそりと勉強するといったこともしてました。上の人も仕事がちゃんと片付いているのなら別にいいよ、と言ってくれていたので本当に助かりました。

そのような生活を1年半続け、3年になると実習が始まるので仕事は辞めるよう学校から言われたのでこれを機に退職し学業一本に絞り勉強に励みました。ちなみにその専門学校は夜間ですが3年制でした。なので授業のペースが凄く早くそしてかなり詰め込んでの授業をしているのと実感していました。 それでも何とか単位は全部取得し国家試験も一発合格することが出来ました❕合格ラインは全体の6割なのですが7割ほど点数取れていたのでメチャクチャ嬉しかったです。

無事に合格していざ!作業療法士・・しかし色々と壁にぶつかる

そして、現在作業療法士として働いて3年になろうとしているという訳です。作業療法士の仕事は生活をするにあたり骨折や脳の障害で体が思うように動けない人たちに対して治療していくことが主な仕事です。他にも精神疾患の方に対しての治療や認知症の方のアプローチもありますが大体は骨折や脳の障害の方へのアプローチが多いですね。

一人ひとり病気も違うし障害のレベルも違うのでその人に合った治療計画を立案しそれに沿って治療する。もし効果が臨めないと感じたら他の治療を考えるといった感じで進めていきます。そして、多職種との連携も大切です。医者や看護師、介護士やケアマネージャー、あとは福祉用具の人や理学療法士、言語聴覚士といった様々な職業の方とチームを組んで連携を取りながら仕事が成り立つわけです。決して一人で解決できる仕事ではありません

初めは本当に右も左も分からないので先輩職員のしていることを見て聞いて実際にやってみる。それで疑問に思ったことは質問するという流れでした。座学と実践ではやっぱり実践してみないと分からないことはあるしいくら実習したとしても合計して半年くらいですからそれで身に着いたとは到底言えませんよ。始めの1年目は実習の延長だと本当に思いましたね。

それでも頑張れば考えも身につく

しかし、2年目になるとある程度方法も解ってきたので自分なりに考えを持って計画を立てることが出来てきました。始めは「何からしていけばいいの?」と不安でしたが(これはこれでヤバいのですが…)今は左被殻出血の患者さんが来たら右麻痺を想定してどの動作がし辛いのかを評価してみようと考えられるようになりました。また、生活をするに当たって何が不自由かを聴取し改善を目指すべく目標を立てるのも以前と比べ早く出来ているのではないか?と思います。

最後に

まぁそれでもまだまだ3年ですからヒヨコちゃんですよ(苦笑)でもどの仕事にしてもプライドを持って仕事をするのが大事❕という事は介護職員から作業療法士になっても変わることはありません。特に医療従事者という命にかかわる仕事なら尚更だと思います。

とまぁ作業療法士3年経過して(もうすぐ)思ったことを雑ですが書かせて頂きました。中盤まではどちらかと言えばその経緯が殆どでしたが、人生の分岐点も伝えたかったので許して頂けたら嬉しいです。

今日はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました❕❕

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