k.b

バンクニと申します。
ブログを開始したのは30半ばですが以前にSNSをしていことを思い出してまたやってみようかなと思い始めました。

他の方たちと比べたら見づらいと思いますが、少しでも自分と同じ趣味を持っている人と仲良くなれたり、自分の考えを発信して困っている人たちの手助けができればなと思います。

まだまだこれからですがどうぞよろしくお願いいたします。

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介護の仕事や雰囲気などを伝えたいと思います

その他

こんにちはバンクニです。

今日は介護の仕事について話していきたいと思います。

僕は現在、作業療法士として介護老人保健施設で働いています。介護老人保健施設は病院を退院したけどまだ自宅に帰るほどの能力がなくて少しの間リハビリを行って身体能力を向上するために入ったり、自宅で介護をしている人がレスパイト(介護をしている家族の休息)の目的で一時的に入居したりと色々と役割があります。

いらすとやさんに作業療法士のイラストがあってビックリです

しかし、今こそ作業療法士として働いていますが、以前は介護士として社会人になってから10年近く働いてきました。

服装はリハビリ職っぽいですね

ここで今回の話の要点を先に伝えると「なるべく早く介護の仕事はどんなことをしているのかを知っておいてほしい」ということです。

何故かというと、「介護の仕事はみなさんが思っている以上に体に負担がかかる大変な仕事であると共にやりがいも感じられる仕事」だからです。

初めての介護の仕事

ここからは僕の実体験をお話ししますと、社会人になって3年間はホームヘルパーで利用者の家に行って介護をしていました。いきなり単独で仕事をするのはハッキリ言ってハードルは高いと感じます。勿論始めから一人と言う訳ではなく先輩職員と同行してその後一人で訪問するという形でした。

それでも初めての単独は緊張して泣きそうになっていたのを今でも昨日のことかの様に覚えています。なにせアクシデントを起こしたらどうしようという不安が常に頭の中をぐるぐると回っていましたからね。

介護をしていてヒヤッとしたこと

この仕事をしていて何が一番怖いかというとケガをさせてしまうことですね。

相手は生身の人間であって物ではありません。物を壊してしまっても別の代替がきくのであれば交換すれば済みますし、相手の身体を傷つけることは少ないと思います。 しかし、介護の場合は車椅子などからベッドなどへの乗り移りをする時や、入浴の介助をしている時など相手の身体を触って介護をしている時にもし転倒させてしまい骨折などを負わせてしまうと大変です。

骨折をする恐れもあるので転倒は危険です

僕も介護1年目は何度か乗り移りの介助で失敗しそうになったり、あとこれは車椅子を押したことがある人は分かるかと思いますが、車いす押して移動介助しているときに下り坂を進むときに前のめりになってそのまま乗っている人を前方へ放り出してしまいそうになりました。これは今でも覚えています・・本当は下り坂を進むときは後ろ向きになって進まないといけないのですが、なぜかその時は前向きのまま進んでしまい、さらに運悪く段差もあって・・・。それをやらかした時は「あぁ俺もう終わったな」と思いました。なんとか車いすから放り出される前に抱えたので最悪の事態は免れましたが・・・

少しでも不安な要素を与えると嫌われる要因になる

それでも、乗っている人にとっては凄く怖い経験になったことには変わりありません。勿論そのあと家族様からお叱りの連絡もあり利用者の方からも叱られました。介護している側ですら10年以上前の出来事を覚えているのに、やられた側の人は一生忘れられないでしょう。僕の場合はまだ叱られだけで終わりましたが、最悪担当を外される可能性もあり、また事業所の信用も関わってくるので注意が必要です。

ミスをしたらしっかりと謝る

これは当たり前のことですがこの当たり前のことがすぐに出来る人は周りからも好かれて仕事も出来る人、という印象を与えることが出来ると思います。逆に謝るのを渋ったり言葉がでても態度がなってない人はほぼ100%嫌われます。これは介護の仕事だけではないと思いますがミスをしたら謝ることが出来る人間でありたいですね。

言い訳をすぐに考えないこと

あと言い訳をすぐに考えることも辞めた方が良いでしょう。よく口癖でだって・でも・どうせといった否定形の言葉(3Dとも言われている)を使うとそれだけで相手に悪い印象を与えるといった報告もあるそうです。自分を正当化したい気持ちは分かりますがそこはぐっと堪えたほうがいいでしょう。

次同じミスをしないようにどうするかを考える

言い訳を考えるよりかは次同じミスをしないようにするにはどうすればいいかを考えましょう。失敗というのは1度だけではありません。環境が同じであれば再び同じ行動をすることも勿論あります。その時にミスへの対処を考えずに行動するとまたミスを繰り返す羽目になることも十分に考えられます。そしてまた叱られて言い訳を考えて・・・の繰り返しになると信頼もなくなります。そうならないためにも何が原因でミスをしたのかを考えましょう。知識不足や体調不良、道具の欠陥があったなど色々と考えていきミスの根本を探しましょう。

始めは施設で仕事をするほうが良い

介護の仕事は利用者の家にヘルパーが行き介護をする訪問介護と介護施設や高齢者施設などで働く介護もあります。始めは施設で働いて先輩職員が近くに居る環境で働くほうが精神的に安心できると思います。

能力が身について1人でもいけると思えたら訪問へ

施設で働く場合は仕事内容はベッドメイキングや買い物代行、入浴介助や食事介助、移動支援(一緒に外出して買い物のお手伝いなどをする)がメインになります。これらが有る程度そつなくこなせたら自己開拓として訪問介護の道も考えても良いと思います。ただし、訪問介護は調理や洗濯、掃除なども含まれるので家事スキルが無い人は厳しいかもしれません。

介護は人手不足が多いのでスキルを身につければ食いっぱぐれることは殆どない

今のご時世コロナで人員削減している企業も多いですが、介護は人手不足が多いです、というか殆どです。冒頭でも言いましたが介護は肉体的にも精神的にも疲れる仕事でなので嫌になって辞める人も実際に多いです。僕が施設で働いてた時も2年半在籍していたのですが20人ぐらいは自分より後から入ったのに先に辞めていきました。そしてその理由が体がしんどくてこれ以上続けられない、何もしてないのに怒られるなどがありました。

しかし辞める理由が多いのは職員同士の陰口もある

介護の仕事では女性の方が多く、また年齢層も40代や50代が多いです。これは僕の偏見ですが4,50代の女性って噂話や偏見が強いイメージがあって休憩時間は愚痴大会を始めるといたイメージがあります。まだ愚痴だけならいいのですがイジメに発展することもあり、僕もイジメにはあってませんがその環境に耐えられず辞めました。

結論:介護のスキルも大事だがメンタルの保持が一番大事だと思う。

介護の仕事をするにあたって一番大事なのは折れない心を保つことです。これが僕が一番伝えたいことです❕ぶっちゃけ介護スキルは仕事をしていれば身につきますがメンタルを保つのは難しいです。一人でも良いので愚痴を聞いてくれる人を見つける、話を聞いてくれる人を見つける❕この作業を絶対に疎かにしないようにしましょう。

最期に:給料面だけでなく職場の雰囲気も掴むこと❕

介護の求人は沢山ありますので自分にあった仕事を見つけて少しでも自分にあった職場で働けたらと思います。あと職場の雰囲気を掴む作業は絶対にしてほしいです!たとえ給料が良くても職場の雰囲気が劣悪な施設も少なくないので・・・・(給料も安いところはもう論外です!!)

今回は介護の仕事について紹介しました。もし介護について何か分からないことが有れば質問頂ければ答えられる範囲で答えたいと思います。

それでは長文ご覧いただき、ありがとうございました。

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