皆さん、こんにちは❕バンクニです。
今回は仕事で気になることがあったのでそれをブログの記事として上げたいと思います。
介護の仕事でなぜ声掛けが重要か
早速ですが、なぜ介護の仕事の仕事で声掛けが重要なのか❓ですがこれにはいくつか理由はあります。
- 声掛けは挨拶の役割がある
- 今から何をするかを伝えるという役割がある
- 相手に心構えをしてもらうという役割がある
- 過度な緊張を防ぐという役割がある
- 事故を防ぐ役割がある
まぁざっとこんな感じの役割があるのではないかと思います。
では、まず一つ目の挨拶の役割があるから解説しましょう
挨拶をすることで自分の存在を認知してもらえる
挨拶は大事です。会社で従業員にあった時でも、友達と会った時でも何をするにしても目的が合ってその人に会った場合は挨拶はすると思います。
介護の仕事でも介助をする場合は介助をするという目的があるので介助する相手に何かしらの挨拶は必要だと思います。
相手に何をするかを伝えると乗っている方も安心する
声掛けはただ挨拶の意味だけではありません。”今から自分が何をするのかを相手に伝える”という役割もあります。
ただ、挨拶だけして終わりならまぁすれ違い程度ですが、今からその人に対してアプローチをかけるのであれば、今から何をするかを伝えるべきです。
車椅子に乗っている人を移動するのであれば
「今から、ちょっと動きますよ」
っと伝えて移動するのと、何も言わずに移動するのとでは相手に与える緊張も大きく違いがありますし安心感も違います。そりゃあ何も言わずにいきなり移動させられたらどこに連れていかれるのか分からないから不安にもなりますよね。でも、予めどこに行くかを伝えれば安心して任せることが出来ます。
服の着脱でも、いきなり脱がされたらそりゃ怒るでしょうし恐怖も感じます。でも、予め「服の着替えをしますよ」と伝えると相手も「今から服脱ぐんだな」と思えるので怒ることはないと思いますし、恐怖に感じることも無いでしょう。(やり方が雑なら怒るかもしれませんが…)
という風に声掛けすることで相手に安心してもらえるという役割があります。
心構えができれば心に余裕が持てる
これは、上記の安心感を与える、安心してもらえるという部分と被るのですが、安心できるということは心に余裕が持てるという事でもあります。
介助で車いすを移動するなり、ベッドへ移乗するなり、服の着脱するなりにしても声掛けさえすれば相手も理解して「じゃあ任せよう」という気持ちになれます。そうすることで介助を受けながら他の事について考える余裕が出来ます。
心に余裕が出来ると相手に対しても正のアプローチをかけやすくなるので信頼性を高めるという面でもメリットになります。
相手が介助されるのに慣れていてもいきなりされるとやっぱり緊張はします
これは、介助される側の人がある程度生活のルーティンがあり、何をされるかある程度理解できている人の場合でもいきなり前触れ無しで触られたり動かされたりするのはビックリすると思います。
ビックリするということは体に緊張が走るということになります。
体に緊張が走ると筋肉に力が入るのですが、大体ビックリした時に体は丸くなる傾向にあります。これは、体面積をなるべく小さくして、大事な心臓を守るという行為でなっていると聞いたことがあります。
そしてこのビックリした緊張は結構長続きしやすくてそれが続くと体がその形に固まりやすくなります。そうなると、体の自由が効きづらくなります。
体の自由が効きづらくなるということは柔軟性が低下するし、介助量も増える
ただ、この挨拶をしないでいきなり介助を始めてしまう人がいるので少し驚きました。 よっぽど忙しくて時間に追われていてつい挨拶を忘れてしまったのであれば百歩譲ってすぐに「あ、ごめんなさい!」って誤れたら良いのですが、特に忙しい様子もないのに挨拶無しで介助するのは良くないと思います。
これをしてしまいやすいのは車椅子に乗っている人の移動介助の時が多いのかなと思います。
フロアに集まっている人を順番にお部屋に移動させる時についつい流れ作業で移動させてしまいがちなのですが、声掛け無しでいきなり移動させられたらかなりビックリすると思います。
多分、介助している側は動くのが解っているので驚きはしませんが、車いすに乗っている人は自分が移動させられるタイミングなんかわかる筈がありません。なので、ビックリしますし、心臓にも悪いです。
声掛けして介助することで転落事故を防ぐことが出来る
この転落事故というのは車椅子で移動している時や移乗介助の時になるのですが、理由としましては上記の説明と被るところもありますが相手が認知することで予期せぬ行動を防ぐことが出来るのではないか❓と思います。
何もなしにいきなり車椅子が動くと人によってはそこから逃げようと車椅子から無理に立ち上がろうとしてバランスを崩して転倒したり、移乗する時は無理に暴れてバランスを崩してお互い共倒れするというケースも考えられます。
それらを防ぐ方法の一つとして声掛けは事故の予防にも繋がると思います。
介護で大切なのは技術と信頼
最後にですが介護では技術力が大事なのは言うまでも無いですが、それと同じくらい大事なのは相手との信頼関係を築く力だと思います。
この信頼関係を築く力があれば相手に好かれやすくなりコミュニケーションを取るのも苦にならないと思います。
なので、一人でも多くこの記事を見て頂いて声掛けの重要さを少しでも考えて貰えればなと思いました❕
今日はこれで終わりにしようと思います❕ありがとうございました❕
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